「SPYD・VYM・HDVで配当金生活するにはいくら必要?」
「SPYD・VYM・HDVの高配当投資だと配当はいくらもらえる?」
「配当金で年間120万円達成するにはいくら必要か知りたい!」
このような悩みを解決します。
こんにちは。投資歴4年の個人投資家です。
SPYDから配当金を受け取っています。
SPYDやVYMなどの高配当投資で配当金生活を送るには、いくら必要なのか気になりますよね。
そこで今回の記事では、高配当ETFで配当金生活を送るにはいくら必要なのか解説します。
高配当投資は税金のロスがあるので、資産が増えにくいデメリットがあります。そのうえでこの記事では具体的な投資戦略や税金対策もあわせて解説しますよ!
この記事を最後まで読めば、高配当投資で配当金生活を送るための道筋がわかるはずです。ぜひ最後までチェックしてくださいね。
SPYD・VYM・HDVで配当金生活するにはいくら必要?
配当金生活を送るために必要な金額は、月にいくら配当金をもらいたいかによって変わります。SPYD・VYM・HDVで配当金生活をするために必要な金額を以下の表にまとめました。
月にもらえる配当金が3万円・5万円・10万円・20万円の4パターンで計算しています。
ETF | SPYD | VYM | HDV |
---|---|---|---|
配当利回り | 5.62% | 3.54% | 3.62% |
月3万円 | 893万円 | 1,418万円 | 1,387万円 |
月5万円 | 1,489万円 | 2,364万円 | 2,312万円 |
月10万円 | 2,978万円 | 4,728万円 | 4,623万円 |
月20万円 | 5,956万円 | 9,456万円 | 9,247万円 |
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※1:2024年3月14日時点
※2:すべて特定口座で保有して税金がかかるケースを想定
具体的にみると、月10万円の配当金をもらうために必要な金額は、最も利回りが高いSPYDで2,978万円です。SPYDより利回りが少し低いVYMとHDVでは、4,800万円ほどの資産が必要だとわかります。
月10万円だと年間にもらえる配当金は120万円ですね。
仮にSPYDで月10〜20万円もらおうと思ったら、3000万〜6000万円の資産が必要なんですね。
インデックス投資では配当金生活を実現するのに1億円以上必要なので、それに比べればだいぶ現実的な数字だと思いますね。
高配当ETFは税金ロスがあるので資産は増えにくい
高配当ETFへの投資は資産が増えにくいデメリットがあります。
なぜなら配当金を受け取るときに、税金ロスがあるためです。
具体的には米国ETFから配当をもらう場合、米国で10%、日本で20%と二重で税金がかかります。日本のETFの場合は日本でかかる20%だけになりますが、それでも税金はかかってしまいます。
かかる税金 | 日本株 | 米国株 |
---|---|---|
米国 | – | 10% |
日本 | 20% | 20% |
ある程度の資産がある場合はすぐに高配当ETFに投資をしてもいいです。
ですが資産を増やす段階では税金のロスがあるのでおすすめできません!
インデックス投資から高配当投資の切り替えが配当金生活実現の道
配当金生活を目指すなら、インデックス投資で資産を増やしてから高配当ETFに切り替えるのが効率的です。
その理由は、インデックス投資は税金のロスがなく、資産を増やすのにピッタリだからです。高配当投資では税金のロスを受けるので、効率が悪いんですよね。
インデックス投資で、ある程度資産を増やしたら、高配当ETFに乗り換えて配当を受け取るのが効率的です。
高配当ETFは税金がかかるので、資産を増やす段階ではおすすめではないです!
まずはインデックス投資で資産を増やしていきましょう。
【NISA活用】インデックス投資の成果を上げるコツ
インデックス投資でより成果を上げるコツは、NISAの活用です。
なぜならNISAを使えば、株の配当や利益にかかる税金をゼロにできるからです。
たとえば2000万円を投資して、400万円の利益が出たとします。NISAを使っていれば、税金として引かれる80万円は手元に残りますが、NISAを使っていないと80万円も税金取られてしまうんです。配当の受け取り時に、この税金がボディブローのようにジワジワ効いてくるんですよね。
NISAあり | NISAなし | |
---|---|---|
元本 | 2000万円 | 2000万円 |
利益 | 400万円 | 400万円 |
税金(20%) | 0円 (非課税のため) | 80万円 |
手取り | 2400万円 | 2320万円 |
NISAあり・なしの手取り差額 | 80万円 |
NISA口座なら、利益から20%の税金が引かれません!
できる限り税金を減らせるように、必ずNISAを活用しましょう。
まとめ
この記事では、SPYD・VYM・HDVへの高配当投資で配当金生活を送るには、いくら必要なのかを解説しました。
高配当投資で配当金生活を送るための具体的な金額や、投資戦略がわかったのではないでしょうか。
最後にここまでの内容をおさらいします。
- 高配当投資は投資資金が3,000万円〜6,000万円あれば配当金生活ができる
- 高配当投資は税金ロスがあるので資産を増やす段階ではおすすめでない
- インデックス投資で資産を増やしてから高配当投資に切り替えるのが現実的
- NISAを活用すれば利益や配当にかかる税金をゼロにできる
高配当投資はインデックス投資よりも少ない資産で配当金生活が送れます。理想の配当金生活に近づくために、まずはインデックス投資で効率的に資産を増やしましょう。
高配当投資もインデックス投資もNISA口座の活用は必須!
配当にかかる税金をゼロにしましょうね!
ということで今回の記事は終わりです。
最後までご覧いただきありがとうございました。