このページでは寄成(寄り付き成行)注文のメリットとデメリットを解説します。
「寄成注文って何?」「寄成注文は使っても大丈夫?」と悩みますよね。
記事を読めば、寄成注文をつかったらダメなケースもわかるので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
寄成(寄り付き成行)とは?ふつうの成行との違い
寄成(寄り付き成行)注文とは、市場が開いて取引が始まる前に、成行注文をだすことで、寄り付きの始値を狙って注文を出すことです。寄り付きを狙った成行注文なので、寄成(寄り成り)と呼ばれます。
東証の取引時間は以下のとおりですが、時間外であっても注文自体は出せるので、株価が上がってしまう前に、始値で株を買いたいときに使う注文方法ですね。
- 午前立会:9:00-11:30
- 午後立会:12:30-15:30
前日にいいニュースがあって上がりそうな株を狙う時に私は使っています!
使い方を覚えれば、利益を出すのにも役立ちますよ!
寄成(寄り付き成行)のメリット・デメリット
寄付の始値を狙う寄成注文を活かすには、メリットとデメリットを理解するのが重要になります。なぜなら寄付はデメリットも多い注文方法だからです。使い方を間違えると損することにもなりかねません。
反対に上手くはまれば、利益を出しやすい面もある!
いい面と悪い面をどちらも理解して活用してくださいね。
メリット
寄付の最大にして唯一のメリットは、取引開始直後の始値で約定できることです。
うまく始値で株を買えれば、以下のような右肩上がりの相場や窓をあけて大きくジャンプする相場で大きな利益を出せます。
寄成注文は初動をつかむ注文方法!
引けまで株価が上がりそうな銘柄を注文するときにはベストですよ!
デメリット
寄成注文のデメリットは大きく以下の2つです。
- 成行注文で高値つかみする可能性
- 読みが甘いと含み損が大きくなる可能性
成行注文という特性上、思ったよりも高い株価で株を購入してしまう可能性もあります。いいニュースがでて、始値で窓をあけて大きくジャンプするような銘柄は思ったよりも高い株価になる可能性も大きいです。
また、読みが甘いと寄成注文で買えたはいいけど、ずるずると株価が下がり、含み損を抱えてしまうケースもあります。寄成注文をする場合は、始値が高値になるリスクを考えておく必要があるわけです。
まとめ
このページでは寄成(寄り付き成行)注文のメリットとデメリットを解説しました。
寄成注文がどんな注文方法なのか、いつ使えばいいかがわかったのではないでしょうか。
始値からどんどん株価が上がるような銘柄や相場で寄成注文は威力を発揮します!
使いどころを見極めて使ってみてくださいね。