「SPYDを100万円分買うと配当金はいくらもらえるの?税金を踏まえた金額も知りたいなぁ。」
このようなあなたの悩みを解決します。
私はSPYDを持っている投資家です。
結論、100万円投資すれば1年間に約4万円※が配当として受け取れます。
※特定口座(源泉徴収あり)で持っているケースを想定
計算過程
配当利回り | 5.34% |
---|---|
配当金額(税引前) | 53,400円 |
配当金額(税引後) | 38,296円 |
そのうえで今回の記事ではSPYDを100万円投資したらいくら配当金がもらえるかを口座の種類別に解説します。
口座の種類によって税金が変わってくるので複雑ですよね。このページでは口座の種類別に税金も考慮して計算しました!
さらに記事後半ではSPYDを手数料無料で買えるネット証券も紹介しています。ぜひ最後までチェックしてくださいね。
SPYDを100万円買ったら配当金はいくらもらえるの?
2024年3月10日時点でのSPYDの配当利回りは5.34%です。この利回りをもとに100万円分SPYDを買った場合の配当金を計算すると、下の表のようになります。
口座種類 | 外国税額控除 | 配当額 | 税率 |
---|---|---|---|
特定口座 | なし | 38,296円 | 米国:10% 日本:20.315% |
特定口座 | あり | 42,551円 | 米国:0% 日本:20.315% |
NISA口座 | ー | 48,060円 | 米国:10% 日本:0% |
米国株やETFの配当金にかかる税金は、米国で10%、日本で20.315%です。特定口座のケースではこの2つの税金が引かれたあとに口座に入金されます。なお確定申告で「外国税額控除」を受ければ、米国でかかる10%は取り戻せます。
NISA口座でSPYDを買った場合は、米国の10%のみが税金としてかかり、日本では税金がかかりません。その分受取額が多くなっているんです。
SPYDはNISAで買って税金を抑えよう
SPYDを買うなら、NISA口座を上手く活用するのが大事です。配当金の計算結果からもわかるように、受け取れる配当金額に大きな差が出てきますからね。
特定口座で外国税額控除を受けないケースにくらべて、NISA口座では9,764円(約1万円)も配当の手取り額が多くなりました。
口座種類 | 外国税額控除 | 配当額 | 差額 |
---|---|---|---|
特定口座 | なし | 38,296円 | ー |
特定口座 | あり | 42,551円 | +4255 |
NISA口座 | ー | 48,060円 | +9,764 |
SPYDを使った高配当投資では、特に受け取り時の税金のインパクトが大きいです。運用するときは税金を抑えられるNISA制度をうまく活用しましょうね。NISAを使うか使わないかで、最終的な資産額にも大きな差ができてしまいますよ。
SPYDが無料で買えるネット証券
証券会社 | SPYD買付手数料 |
---|---|
SBI証券 | 無料 |
楽天証券 | 無料 |
マネックス証券 | 無料※1 |
松井証券 | 無料※2 |
auカブコム証券 | 無料※2 |
※2:NISA口座で取引する場合は手数料が無料になる
ネット証券各社は、無料で取引できる海外ETFを設定しているところもあります。たとえばSBI証券ならSPYDはSBI ETFセレクションに選ばれているので、取引手数料無料で買うことができます。
ネット証券によってはNISAで買うと無料になるところもあります。取引する口座には注意してくださいね。
まとめ
今回の記事ではSPYDを100万円投資したらいくら配当金がもらえるかを口座の種類別に解説しました。税金もふくめた具体的な受取額がわかったのではないでしょうか。
配当にかかる税金を抑えられるNISAを活用して、受け取れる配当金額を増やしましょうね!
ということでこの記事は終わりです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。