
「会社四季報はどれを選べばいいの?」
「通常版・ワイド版・プロ500の違いは?」
「四季報ワイド版の袋とじには何が入ってる?」
このような悩みを解決します。
投資の情報を集めるのに四季報を読みたいと思っても「四季報は種類が多すぎる!」「結局どれを読めばいいの?」と悩みますよね。



こんにちは。投資家のアップルちゃんです。
色々と悩んだ結果、私は四季報ワイド版とプロ500を買っています。
今回の記事では種類の多い会社四季報の中でも、投資に関係のある通常版・ワイド版・プロ500の3種類を徹底比較して紹介します。
四季報選びで悩んでいるなら、ぜひ記事をチェックしてあなたにあった四季報を選んでくださいね。銘柄選びの参考になりますよ。
会社四季報の種類一覧
会社四季報には6種類あり、それぞれの特徴は以下のとおりです。
種類 | 特徴 | 投資家向け |
---|---|---|
会社四季報 | 通常版の四季報3600社以上の上場会社が対象 | |
会社四季報 ワイド版 | 通常版が大きくなった四季報 文字サイズが大きい&袋とじの特集ページがある | |
会社四季報 プロ500 | 要ウォッチ500銘柄を厳選した四季報 | |
就職四季報 総合版/女子版 | 就活向けの四季報採用情報や給与、離職率等を掲載 | |
就職四季報 企業研究・インターンシップ版 | インターンシップ情報を掲載就活を控えた大学2~3年生向け | |
会社四季報 未上場会社版 | 未上場会社を掲載する四季報 全国約12500社の未上場会社の情報が含まれる |
表のなかで投資家に関係があるのは上の3つです。



通常版・ワイド版・プロ500の3つの違いがわかれば、どの四季報がいいか選びやすい!
それぞれの違いを整理していきましょう!
四季報「通常版・ワイド版・プロ500」の違い


四季報の「通常版・ワイド版・プロ版」の違いは下表のとおりです。
四季報の種類 | 通常版 | ワイド版 | プロ500 |
---|---|---|---|
料金(税込) | 2,800円 | 3,600円 | 1,780円 |
定期購読 | |||
定期購読料金 | 1年 11,000円 2年 21,600円 | 1年 14,080円 2年 27,760円 | 1年 6,820円 2年 13,200円 |
発売日 | 年4回 (3・6・9・12月) | 年4回 (3・6・9・12月) | 年4回 (3・6・9・12月) |
サイズ | B6 | B5 | A4 |
ページ数 | 約2000ページ | 約2000ページ | 約300ページ |
袋とじ | |||
特集ページ |
通常版は淡々と会社情報が載っている四季報で、データとして会社情報を見たいひと向けです。B6サイズと3種類の中ではもっとも小さく、電車やバスのなかでも確認しやすいのが特徴。
ワイド版は袋とじがついていたり特集ページが組まれていたりして、通常版の四季報にはない独自のランキング情報が載っているのが魅力です。



ワイド版は通常版に比べて文字が大きいので、目が疲れにくいのも地味にうれしいポイント!
過去のワイド版の袋とじには、以下の内容が載っていました。
- 「優待+配当」の利回りランキング
- 最高純利益更新率ランキング
- 好業績・割安銘柄
プロ500版は、編集部が注目すべき500銘柄を厳選して掲載している四季報です。銘柄が絞られているので、なかなか自分では銘柄を選びきれないひと向けの四季報です。
会社四季報は結局どれを選べばいい?


四季報の種類がわかったところで「結局どれを選べばいいの?」と思いますよね。そこで、四季報の種類ごとにどんな人におすすめなのかを紹介します。



あなたがどの四季報を選ぶべきかがわかるので、ぜひチェックしてください。
大きい文字サイズ&袋とじが欲しいなら「ワイド版」
通常版の四季報だと文字が小さく読みにくいと感じるひとや、袋とじ中に入っている独自ランキングが気になるひとには、四季報ワイド版がおすすめです。
特に袋とじはたくさんの投資家から高評価を得ていて、袋とじ目当てに四季報ワイド版を購入する投資家もたくさんいます。
四季報が販売されると、見出しが最高益や好転や黒字などになっている銘柄が物色されている。
— ねこた 株式投資&株主優待 (@4k71zwa5EAzQ0zJ) June 20, 2024
ニコちゃん😀マークもチェックwww
ちなみに、ワイド版を読んでる。
袋とじ有るから…w
両毛システムズの決算きてるう!決算前なので少し減らしてしまったけど、四季報ワイド版の袋とじから厳選した1銘柄やりおる(^ω^) pic.twitter.com/5Yw7Ett9gJ
— 閃堂あきほ@シャイニング令和メン (@stock115s) January 23, 2018



四季報ワイド版は袋とじの評判がいい!
袋とじの内容をみて買う銘柄を決める投資家も多いですよ。
プロが厳選した銘柄が知りたいなら「プロ500」
プロが厳選した銘柄の情報を得るなら「プロ500」がおすすめです。
四季報プロ500では、選りすぐりの500銘柄がピックアップされています。なので、何千銘柄も見れない人や、選択肢が多すぎると銘柄を選びきれない人に向いています。
プロ500はA4サイズと雑誌サイズで、ページ数もほかの四季報に比べて圧倒的に少ないです。



雑誌感覚で読めるのは、四季報プロ500ですね。
金額を抑えたい&たくさん銘柄をみたいなら「通常版」
金額を安く抑えつつたくさんの銘柄をチェックしたい人には、通常版の四季報があっています。
通常版はワイド版に比べて800円安いですが、ページ数は同じ約2000ページです。
四季報の種類 | 通常版 | ワイド版 |
---|---|---|
料金(税込) | 2,800円 | 3,600円 |
サイズ | B6 | B5 |
ページ数 | 約2000ページ | 約2000ページ |



通常版はワイド版のような特集や袋とじはありませんが、会社の情報だけをチェックしたいひとにはピッタリです。
また通常版はワイド版より一回り小さいB6サイズなので、持ち運びして出先で読みたいひとにもあっています。
最低限の内容だけでいいなら四季報「無料版」もあり
実は四季報にはネット証券が提供する「無料版」もあります。最低限の企業情報だけでいいなら、この無料版をチェックするだけでも十分です。
ネット証券の四季報なら口座開設するだけで、特に料金もかからずチェックできます。



ネット証券の四季報なら、スマホで見られて荷物にもなりません。
外出中や移動中などちょっとしたスキマ時間にも見られるので個人的にも使っていますね。
各ネット証券で四季報を見る方法やどんな情報が見られるかが気になる人は、記事「会社四季報が「無料」で読めるネット証券!アプリ対応の証券会社あり」もぜひチェックしてください。


まとめ
四季報の通常版・ワイド版・プロ500の違いを解説しました。
最後にそれぞれの四季報がどんな投資家におすすめなのかをおさらいします。
- 四季報独自の袋とじ・特集情報が欲しいなら「ワイド版」
- 投資のプロが厳選した銘柄が知りたいなら「プロ500」
- 金額を押さえて会社情報をシンプルに確認するなら「通常版」
ということで、今回の記事は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。