「株で人生が終わった、となるのはどんなひと?」
「株で大損して後悔している人の特徴が知りたい!」
「株ってやらない方がいいのかな?不安だな。」
このような悩みを解決します。
こんにちは。投資歴4年の投資家です。
これまで株で200万円の利益と配当をもらいました。
投資は失敗したら怖いから、と思っている人もいるのではないでしょうか?実際株で大損して破産・・、なんて話も聞くので心配ですよね。
そこで今回は、株で人生が終わってしまうひとの特徴と、そこから学べる教訓をまとめました。
この記事を最後まで読むと株で大損しない方法がわかり、投資をやって大丈夫かがわかります。株で大損しないためにもぜひチェックしてくださいね。
【人生終了】株で人生終わった投資家3選
株で人生が終わってしまうほどの損失を抱えてしまう原因は下記の3つです。
- 集中投資した株が暴落・上場廃止
- 信用取引した株で大損して借金してしまう
- 空売りした株が連続ストップ高で買い戻せない
すこし難しい用語もありますが、わかりやすく解説します!
順に解説していきますね。
集中投資した株が暴落・上場廃止
一部の株に集中投資してしまうのは大損してしまう投資家の特徴です。
なぜなら、集中的に投資していた株が上場廃止や倒産で株が大暴落したら大損してしまうからです。1,000円の株が数十円からゼロ円になってしまうこともあるんですよね・・。
具体的な例でいうと、ライブドア株式会社の上場廃止があげられます。ライブドア株式会社は高い時では株価が704円でしたが、最終的には94円になり、ついには上場廃止となりました。
ライブドアの倒産の時は多くの投資家が大損をしました。
ライブドアのように上場廃止や倒産で株価が大きく下がる株に集中投資していると、もろにダメージを受けてしまいますよね・・。
信用取引した株で大損して借金してしまう
信用取引で大損して借金してしまうのも株で人生を狂わせてしまう投資家の特徴です。
信用取引とは
信用取引とは、借りたお金でする取引のこと。
証券会社はあなたの現金や株式を担保にして買付資金を貸してくれる。証券会社に預けた担保の評価額の3.3倍までの株式が取引できる。
実際の手持ち資金以上に株を売買できるので、大きい額で取引できます。
資金効率がいいという見方もありますが、その分損失の額も大きくなってしまうんです・・。
一番怖いのは、ストップ高やストップ安で強制的に取引できなくなったときです。買いたい・売りたいときに取引できないので、損失をさらに膨らませてしまいます。
空売りした株が連続ストップ高で買い戻せない
空売りした株が連続ストップ高になったことで買い戻せなくなり、大きな損をしてしまうのも失敗する投資家の典型です。
連続ストップ高で買い戻しができなくなると、損失が膨らみ続けるからです。
空売りとは
自分が保有していない株を売る取引で「ないものを売る」ので「空売り」といわれる。信用取引の一種で「信用売り」ともよばれる。
株は「買い」から入る現物取引が一般的ですが、空売りは「売り」から入り、安くなったところで買い戻します。より高く売って、より安く買うほど利益が大きくなる取引です。逆に株価が上がった場合は損をしてしまいます。
空売りの怖いところは、値上がりには限界がないので損失にも限界がないことです。
たとえば、100ドルで買った株は最悪失っても100ドルです。しかし上がり幅で言えば、200ドルにも、300ドルにもなる可能性があります。
「買いは家まで、売りは命まで」という格言もあるくらい、空売りの損失は怖い。
株価はどこまでも上がり続ける可能性があり、その分損失も膨らんでしまうんですよね。うんうん。
株で人生終わった投資家から学べる教訓
「株で人生が終わった・・・」とならないための教訓は下記の3つです。
- 投資する株を分散させる
- 現物取引だけをする
- 空売りをしない
事前に知っているだけで回避することができます。
順番にみていきましょう。
投資する株を分散させる
株で人生を終わらせない教訓の1つ目は、投資先を分散させることです。
投資先を複数の銘柄に分散すれば、そのうちの一つが大暴落したとしてもダメージを抑えられるからです。
50万円を投資資金として、次のケースで投資した場合の損失を見てみましょう。
- 1つの銘柄に投資し、90%暴落
- 5つの銘柄に投資し、1銘柄が90%暴落
50万円を1つの銘柄に集中投資したら投資資金の90%が損失ですが、分散投資すれば18%で抑えられます。
投資銘柄数 | 1銘柄 | 5銘柄 |
---|---|---|
投資額 | 50万円 | 合計50万円 (各銘柄10万円ずつ) |
一銘柄が90%暴落後の 評価額 | 5万円 | 41万円 |
損失 | -90% | -18% |
1つの銘柄に全力投資するのではなく、ある程度分散させるような投資を心掛けるようにすると損失を抑えられます。
S&P500や全世界株のように数百社に一気に投資できる投資信託を使うのも手としてはアリですよ。
現物取引だけをする
株で人生が終わったとならない教訓の2つ目は現物取引だけにすることです。
なぜなら現物だけなら、株価が暴落しても借金を負わないからです。
例えば信用取引で2倍、3倍とレバレッジをかけて株を買い、会社が倒産したり上場廃止になったとします。信用取引は証券会社から買付資金を借りて投資するので、株価が暴落すればもともと投資した金額以上の損失、つまり借金を負ってしまうことになりますので。
現物取引なら、最悪のケースでも失うのは投資した金額だけ。
投資した金額以上の損失は抱えないので、慣れないうちは現物取引だけにしておくのが無難です。
空売りはしない
株で人生が終わったとならない教訓の3つ目は空売りしないことです。
その理由は空売りは、株価が上昇した時の損失に限界がないからです。現物の買いだけなら、最悪のケースでも投資した金額の損失だけで済みます。
仮に1万円で買った株が大暴落で0円になったとしても、最大でも1万円の損失で済みます。一方で空売りの場合は1万円で売りから入ったとしても、1万円以上損してしまうリスクもあります。
空売り(信用売り) | 損失に限界がない |
---|---|
現物買い | 損失は最大で投資額のみ |
空売りした株価1万円の株が2万、3万と上がっていけば、際限なく損失が膨らみます。損失の限界点がないわけです!
損失が限界知らずの空売りはしないのが3つ目の教訓です。
株で大損を避けたいなら「S&P500」「全世界株式」がおすすめ
株で大損を避けるなら投資信託で「S&P500」や「全世界株式」に投資するのもおすすめですよ。
下記のとおり数百~数千社に広く分散投資できる投資先だからです。投資するだけで世界で成長する会社の恩恵を受けられるんですよね。
S&P500 | 米国の代表企業500社 |
---|---|
全世界株 | 米国、欧州、新興国企業を含め数千社 |
「S&P500」や「全世界株式」にはAppleやGoogle、Microsoftといった大企業が入っているので、世界的大企業に投資できます。
「海外の株なんて・・・」と思うかもですが、過去データからは日本株に投資するよりも米国株に投資した方がリターンが出せるんですよ。
信用取引や空売りでリスクを負うよりも、業績が良い世界中の大企業に投資できる投資信託の方が安全に資産を増やせます。
まとめ 株で人生終わった投資家の教訓を活かそう
今回の記事では、株で人生が終わってしまうひとの特徴と、そこから学べる教訓をまとめました。
株で人生を終わらせないためには、借金をせずに手元にある金額内で投資するのが重要だとわかったのではないのでしょうか。
最後にこの記事のおさらいです。
- 株で大損してしまうのは集中投資したり、借金で投資する投資家
- 現物取引だけなら損をしても投資額だけで済むので借金はかかえない
- 集中投資ではなく、投資先を分散すればダメージを抑えられる
- S&P500や全世界株式など、広く分散投資できる投資先がおすすめ
大損を避ければ、少しずつ資産が増えていくのを実感するはずです。
株での損失を避けつつ、資産の増加にトライしてみてくださいね。
今回の記事はこれで終わりです。
最後までご覧いただきありがとうございました。