「機関投資家の保有比率の調べ方は?」
「あの銘柄の持株比率の調べ方が知りたい!」
「機関投資家の動向から勝つ方法が知りたい!」
このような悩みを解決します。
あなたが目を付けている企業の株を、どんな機関投資家が持っているか気になりますよね。実際、機関投資家の動きに株価は影響を受けますからね。
こんにちは。投資歴4年の投資家です。
機関投資家の保有比率をみながら、銘柄を見極めています。
この記事では米国株や日本株の機関投資家の保有比率の調べ方を紹介します。
記事を読めば、どんな機関投資家が持っているかがわかり、銘柄の値動きの理解が深まります。
逆に機関投資家の動向の見方を知らないと地獄を見るかもしれません。しっかりチェックしましょう。
- 機関投資家の保有比率の調べ方
- 機関投資家の保有比率からわかること3つ
- 【活用術】機関投資家の動向に着目した投資手法
【米国株対応】機関投資家の保有比率の調べ方
気になる銘柄の機関投資家の保有比率は「moomooアプリ」で調べられます。
moomooアプリでの保有比率の調べ方を紹介するよ。
順番に操作していきましょう。
まずアプリを開いたら、調べたい個別株を選択してください。
個別株ページの「分析→ファンダメンタル」を選択すると、機関投資家が保有する株数や持株比率が確認できますよ。
機関投資家名 | 持株比率 | |
---|---|---|
1位 | The Vanguard Group | 8.13% |
2位 | BlackRock | 6.58% |
3位 | Berkshire Hathaway | 5.82% |
もっと詳細に持株比率を見たい場合は、「詳細」から機関投資家の一覧がチェックできるよ。
機関投資家の保有比率からわかる事3つ
機関投資家の保有比率からわかるのは以下の3つです。
- 相場の強さ(モメンタム)による影響度合い
- 機関投資家が企業の将来性をどう見ているか
- 売買履歴から株価の上がりやすさ
それぞれを詳しく解説していくね。
相場の強さ(モメンタム)による影響度合い
機関投資家の保有比率から、相場の強さ(モメンタム)による影響度合いがわかります。
モメンタムとは相場の勢いや、方向性を分析するためのテクニカル指標のこと。相場の強さが測れる。
個人と機関投資家のモメンタムによる影響度合いをまとめると以下の通りです。
機関投資家 | 個人投資家 | |
---|---|---|
モメンタムの影響 | うけにくい | うけやすい |
機関投資家はしっかり投資戦略や分析をしたうえで投資しているので、相場の上がり下がりに大きく左右されにくいです。
一方で個人投資家は、一時的な株価の上下で株を売買する人が多く、相場の影響を受けやすいんだ。
機関投資家が企業の将来性をどう見ているか
持株比率からは、機関投資家の企業に対する見方がわかります。
なぜなら、持ち株数や比率を上げた銘柄は、機関投資家がその企業の将来性をポジティブに思っているからです。
たとえば、機関が買い増している銘柄があれば、その銘柄が長期で利益を生み出すと思っている証拠になりますよね。逆に保有比率が下がった銘柄は、ネガティブに思っている可能性もあります。
このように機関投資家の保有比率の変化から、企業に対する見方やその変化もわかるんだ。
株価の上がりやすさ
機関投資家の持株数の変化から、株価の上がりやすさもわかります。
理由はどこの機関が買っているか、もしくは売っているかがわかるからです。
たとえばAppleは「The Vanguard Group」という巨大な運用会社が買っているので、株価も堅調だと考えられます。
一方ブリジストンのような日本株では、外国の機関が売って、日本の機関投資家が買っているのがわかります。
資金力のある海外勢が売っていたら、株価も上がらないよ。
どこの機関投資家が買っているのか、もしくは売っているのかはしっかり見ておく必要があるんだ!
【活用術】機関投資家の動向に着目した投資手法
機関投資家の動向を見ながら投資する投資で、利益を出すのも可能です。
なぜなら、機関投資家が買っている銘柄をコピーするように投資するので、ほぼ同じ利益が出せるからです。
いわゆるコピー投資だね。
たとえば2020年から2021年にかけて、アークインベストメントの投資をマネて、利益を稼いだ投資家も多かったんだ。
ですが難しいのは「長期で保有する銘柄」を見極めることです。銘柄によっては、短期売買で利益を出す目的で、機関が買っているケースもあるからです。
長期保有目的 | 短期保有目的 | |
---|---|---|
コピーして良い株 |
短期売買目的の銘柄を買うと、損失を抱えやすくなるのが注意点。
機関がコツコツ買い増している『長期保有目的の銘柄』を見極めましょう。
まとめ 機関投資家の保有比率に着目
今回の記事では、機関投資家の保有比率の調べ方を解説しました。
あなたが目を付けている企業の株を、どこの機関投資家が買っているかがわかったのではないでしょうか。
最後にここまでの内容をまとめます。
- 機関投資家の保有比率は「moomooアプリ」で調べられる
- 機関投資家はモメンタムに左右されにくい
- 株価も値動きの重さ、機関の見方が保有数の変化からわかる
- 機関投資家のコピー投資は同じように利益を出せる可能性あり
機関投資家の保有比率を把握し、投資で利益を取りこぼさないようにしましょう。
今回の記事はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。