「バフェット太郎の利益は嘘なの?」
「バフェット太郎の投資は儲からない?」
「バフェット太郎氏の投資が儲かるか知りたい!」
このような悩みを解決します。
こんにちは。投資歴4年の個人投資家です。
バフェット太郎氏の書籍で投資をスタートしました。
米国株高配当投資で有名なバフェット太郎氏。以前はブログで、リアルな資産額を公開していましたが嘘じゃないのか気になりますよね。
そこで今回の記事ではバフェット太郎氏の投資は本当に儲かるのかを解説します。
結論からいえば、バフェット太郎氏の投資法は嘘ではありません。儲からないわけではないんです。とはいえ私は資産を最大限増やすために、高配当投資をメインにするのは辞めました。
この記事を読めば、バフェット太郎氏の投資法は嘘ではないけど、必ずしも資産を最大化する投資法とは言えないとわかります。ぜひ最後までチェックしてくださいね。
バフェット太郎の投資法は嘘?儲からないの?
結論からいうと、バフェット太郎の投資法の実績は嘘ではありません。普通に儲かります。
その理由は、バフェット太郎氏の公式ブログ「バフェット太郎の秘密のポートフォリオ」で公開されている、約5年間の運用状況を見ればわかります。
下記の表は、バフェット太郎氏の2016年1月から2021年5月までの資産推移をまとめたものです。
年月 | 資産額 | 増減(前年比) |
---|---|---|
2016年1月 | 3476万円 | ー |
2016年12月 | 4538万円 | +30.5% |
2017年12月 | 5654万円 | +24.5% |
2018年12月 | 5976万円 | +5.6% |
2019年12月 | 7660万円 | +28.1% |
2020年12月 | 7580万円 | -1.1% |
2021年5月 | 8840万円 | +16.6% |
公開されている資産推移から、しっかりと資産を増やす効果がある投資法だと実証できているといえると思います。
私もバフェット太郎氏の高配当投資で株を始めて、資産を増やせましたよ!
ここだけの話、高配当投資でゼロから300万円になっています!
コロナショック後の値上がりと配当でかなり資産が増えました。社会人一年目で多額の現金がなかったので、数百万単位で大きく資産を増やせなかったのは後悔しますが、資産を増やせる方法であることは間違いありません。
【卒業】私がバフェット太郎氏の米国株高配当投資をやめた理由
私は以下の3つの理由から、バフェット太郎氏の米国株高配当投資をやめました。
- 税金的に投資効率が悪いから
- 低成長株への投資に偏るから
- 「今」は配当金はいらないから
なぜ高配当投資をしないかがわかります。
それぞれの理由を順に詳しく解説しますね。
理由1:高配当投資は税金的に投資効率が悪い
高配当米国株への投資をやめた最大の理由は、税金で投資効率が下がるからです。
特に米国株の配当金を受け取る際には、米国で10%の税金が差し引かれたあとに、差し引かれた金額に対してさらに日本で20.315%の税金がかかります(確定申告をすれば外国税額控除が適用できる場合もあるが)。
またほとんどの証券会社は、米国株の配当金を自動で再投資できないので、手動で株を買い増すしかありません。そのため、再投資するごとに売買手数料がかかります。
配当金と再投資にかかるコスト費用を、以下の表にまとめました。
配当金にかかる税金 | 再投資にかかる売買手数料 | |
---|---|---|
米国 | 日本 | SBI証券・楽天証券 |
10% | 20.315% (所得税15.315%・住民税5%) | 約定代金×0.495% (上限22米ドル) |
複利効果を最大限活かすために、税金のダメージをできる限り避けたいと思い、高配当投資をやめました。
理由2:高配当投資は低成長株への投資に偏る
高配当投資をすると、投資先が低成長株に偏ってしまうのも大きな理由です。
そもそも配当金とは、企業の純利益や純資産から出されるので、配当を多く出す企業は、それだけ企業の資産を削っていることになります。しかも高配当株は、成長のための設備投資よりも株主還元を優先している成熟企業が多いです。
例えば、バフェット太郎氏が実際に投資していた企業を見てみましょう。
ティッカー | 銘柄 | 割合 |
---|---|---|
WMT | ウォルマート | 9.9% |
KO | コカ・コーラ | 9.5% |
MO | アルトリア・グループ | 9.7% |
PM | フィリップ・モリス | 10.0% |
PG | プロクター&ギャンブル | 11.0% |
JNJ | ジョンソン&ジョンソン | 10.0% |
BMY | ブリストルマイヤーズ・スクイブ | 9.2% |
VZ | ベライゾン・コミュニケーションズ | 8.8% |
MCD | マクドナルド | 9.4% |
XOM | エクソンモービル | 12.5% |
上記は、バフェット太郎氏が2021年5月に公開していたポートフォリオ「バフェット太郎10種」の構成銘柄です。コカ・コーラやジョンソン&ジョンソンなど、すでに大企業でここからの成長幅が小さい企業が多いですね。
低成長株は資産を増やしたい世代としては、ベストではないのがわかると思います。
そのため高配当投資からは引退しました。
理由3:配当金は欲しいが「今」配当金はいらない
配当金が欲しい気持ちはありますが、それは「今」ではないと気づいたのも、高配当投資をやめた理由です。
投資を始めたばかりのときは配当金生活や不労所得に憧れていたので、迷わず高配当株に投資しました。
しかし税金や手数料を考えると、今は資産を増やすことを最優先にして、将来的に増えた資産で高配当銘柄の株を買った方が効率的だと気づいたんですよね。
高配当投資にシフトするのは、40年後くらいでもいいと考えています。
今は資産を増やす投資に集中するのがいいかなと!
バフェット太郎氏も高配当投資からは卒業をしています
ちなみにバフェット太郎氏も、高配当株だけの投資法から卒業しています。
そう言い切れるのは、2021年以降バフェット太郎氏が高配当株以外の情報も発信しているからです。
具体的な投資額や投資株はわかりませんが、彼の書いているレポートやYouTube動画から、下記に投資しているのがわかります。
- 小型グロース株
- コモディティ(金や原油)
- その他トレンド株
具体的な投資先は、バフェット太郎氏の無料の限定レポートのなかでチェックできます。
高配当株以外の投資先が気になる人はmoomoo証券をチェックしてみてくださいね。
出典:moomoo証券
※限定レポートはいつ非公開になるかわからないので、早めに要チェック。
まとめ
この記事では、バフェット太郎氏の投資法が嘘ではないのかを解説しました。
しっかり資産は増やせますが、資産を最大化するにはベストではないとわかったのではないでしょうか。
最後にここまでの内容をおさらいします。
- バフェット太郎氏の投資法の実績は嘘ではない
- 高配当投資は、配当金の税金と再投資の取引手数料がかかる
- 高配当投資をすると、投資対象が低成長株に偏ってしまう
- 最初は資産を増やして、増えた資産で高配当投資をする方が効率がいい
- バフェット太郎氏も現在は高配当株以外に投資対象を広げている
バフェット太郎氏の投資法は、しっかり利益が出ると実証されています。私もバフェット太郎氏の投資法で資産を増やせました。
とはいえ、いまは資産を最大化する方法でないと気づき、インデックス投資と成長株への投資に切り替えています。
あなたの年齢や投資経験から、バフェット太郎氏の投資を取り入れるか考えてみてくださいね。バフェット太郎氏の無料の投資レポートも参考になりますよ。
ということで今回の記事は終わりです。
最後までご覧いただきありがとうございました。