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【徹底比較】VOO・VTI・VTの違い!30年チャートの比較から見えた事実

【徹底比較】VOO・VTI・VTの違い!30年チャートの比較から見えた事実
知りたい人

「VOO・VTI・VTの違いは?」

「VOO・VTI・VTの比較が知りたい!」


「VOO・VTI・VTの30年間のチャート比較が知りたい!」

このような悩みを解決します。

アップルちゃん

こんにちは。投資歴4年の個人投資家です。
バンガード社のETFで分散投資しています!

有名ETFのバンガード社のVOO・VTI・VT。でも3つのETFのうちどれを選べば良いのか、また何を基準に選ベばいいのか悩みますよね。

そこで今回の記事では、VOO・VTI・VTの違いをまとめました。3つのETFを下記の項目で比較した上で、どれを選ぶべきかを解説します。

比較ポイント
  1. 構成国
  2. 構成銘柄
  3. 管理費用
  4. リターン

この記事を読めば、VOO・VTI・VTの違いから、どのETFを選べばいいかがわかります。ぜひ最後までチェックしてくださいね。

目次

【徹底比較】VOO・VTI・VTの違い

バンガード社のETF(VOO・VTI・VT)の違いを、下記4つのポイントで比較しました。

比較ポイント
  1. 構成国
  2. 構成銘柄
  3. 管理費用
  4. リターン
アップルちゃん

それぞれわかりやすく表でまとめました!
順に紹介していきますね。

投資対象・構成国

VOO・VTI・VTの投資対象は以下のとおりです。VOOとVTIは米国企業、VTは新興国や先進国を含む世界全体に投資するETFになります。

ETF投資対象
VOOS&P500(米国の大企業500社)
VTI米国市場に上場する企業(ほぼ100%をカバー)
VT新興国を含む世界47カ国

具体的な構成国を見てみると、より違いがはっきりわかります。

VOOとVTIは米国への投資が100%なのに対し、VTはイギリスや日本、新興国が組み入れられています。VTは全世界の企業が投資対象なので、世界の成長の恩恵を受けられるわけです。

ちなみに現在のVTでも、米国の割合が60%超なので、米国が中心になっています。

保有銘柄

VOO・VTI・VTの構成銘柄と組み入れ順位は以下のとおりです。

スクロールできます
組み入れ順位VOOVTIVT
企業名比率企業名比率企業名比率
1マイクロソフト7.2%マイクロソフト6.2%マイクロソフト3.9%
2アップル6.2%アップル5.4%アップル3.3%
3エヌビディア4.6%エヌビディア3.8%エヌビディア2.4%
4アマゾン3.7%アマゾン3.3%アマゾン2.0%
5Facebook (A)2.5%Facebook (A)2.2%Facebook (A)1.4%
6アルファベット(A)1.9%アルファベット(A)1.7%アルファベット(A)1.0%
7バークシャー(B)1.7%バークシャー(B)1.5%Alphabet (C)0.9%
8Alphabet (C)1.6%Alphabet (C)1.4%イーライリリー0.8%
9イーライリリー1.4%イーライリリー1.3%バークシャー(B)0.8%
10ブロードコム1.3%ブロードコム1.2%ブロードコム0.70%

VOOとVTI、VTの組み入れ上位の銘柄はほぼ同じでした。ですが、VTは米国以外の国の株が入っている分、米国企業の割合が下がっていました。

アップルちゃん

VTの上位10社もすべて米国!
米国以外の企業でもっとも割合が高かったのは、台湾セミコンダクター(TSMC)でしたよ!

管理費用(信託報酬含む)

VOO・VTI・VTの管理費用(信託報酬を含む)は以下のとおりです。

ETF管理費用(含む信託報酬)
VOO0.03%
VTI0.03%
VT0.07%
アップルちゃん

比較すると、VTが少しだけコストが高くなっていました。とはいえ管理費用に大きな差はありませんけどね。

直近30年のチャート

2010年の設立以降では直近30年の比較ができないので、全米株式と全世界株式の指数を比較します。

全米株式と全世界株式の1994年から2024年の30年間のチャート比較は以下のとおりです。

30年間のチャート比較
30年のリターン比較
全米株式1084.9%
全世界株式466.1%

過去30年の比較では、全世界株式よりも全米株式が高いリターンとなってました。あくまでも過去のリターンなので、未来がどうなるかはわかりませんが、少なくとも米国株式の方が過去の成績はいいわけです。

アップルちゃん

全米株式は過去30年で1000%以上のリターン
なお直近5年のリターンでも、VOOやVTIの米国株式に軍配があがっていました。

5年のリターン比較
VOO+101.2%
VTI+94.6%
VT+68.1%

【結論】VOO・VTI・VTはどれを選べばいいの?

【結論】VOO・VTI・VTはどれを選べばいいの?

3つのETF(VOO・VTI・VT)からどれを選ぶかは個人の考え方次第で変わります。

アップルちゃん

今回の記事では、2つのケースに分けて紹介しますよ!
順に見ていきましょう。

過去の実績からリターンを狙うなら米国(VOOかVTI)

過去の実績からリターンを狙うなら米国(VOOかVTI)がおすすめです。

なぜなら過去30年の比較から、米国株のほうがリターンが高いと証明されているからです。

しかも過去10年、20年でも米国株のほうがリターンが高くなっていました。

過去10年のリターン比較
10年のリターン比較
VOO+236.9%
VTI+218.3%
VT+101.7%
過去20年のリターン比較
20年のリターン比較※
全米株式+363.2%
全世界株式+215.0%

※過去20年だと、ETFのデータがないため、全米株式と全世界株式のインデックスでの比較を行った。

アップルちゃん

過去5年~30年の比較から、全世界株式よりも米国株式のほうが高いリターンを実現していました!
リターンが欲しいなら米国株式のほうがいいですね!

※ちなみにVOOとVTIで悩む必要はありません。なぜならリターンや投資先はほぼ同じだからです。こちらの記事「【結論あり】S&P500と全米株式はどっちがいい?」で丁寧に比較しているので、気になるひとはチェックしてみてくださいね。

米国よりも日本や新興国の成長を期待するならVT

米国よりも日本や新興国の成長を期待するなら、VTのほうがおすすめです。

その理由は、全世界に投資するVTなら、米国以外の日本や新興国の割合もある程度あるからです。米国以外の国の成長の恩恵も受けられるんです。

例えば、人口が増えるインドや中国などにも投資したいなら、VTを選ぶという選択肢もありなのです。

アップルちゃん

米国以外の新興国や日本の今後に期待するならVTですね!

まとめ

この記事では、バンガード社が出す有名ETF(VOO・VTI・VT)の違いを解説しました。

VOO・VTI・VTの違いや過去の実績がわかったのではないでしょうか。

最後にここまでの内容をおさらいします。

  • 投資対象はVOO・VTIが米国、VTは全世界
  • VOO・VTI・VTの上位構成銘柄は米国株でほぼ同じ
  • 管理費用はVOO・VTIが0.03%、VTが0.07%
  • リターンを狙うなら米国株(VOOまたはVTI)がおすすめ
  • 米国以外の国の成長に期待するならVTがおすすめ

高いリターンを狙うならVOOまたはVTI、米国以外の国の成長を期待するならVTがいいと思います。ぜひ検討してみてください。

アップルちゃん

どのETFも長期で運用するとより高いリターンが得られます。
あなたが納得して投資できるETFを選んでくださいね。

ということで今回の記事は終わりです。
最後までご覧いただきありがとうございました。

VOO・VTI・VTの違いでよくあるQ&A

VTIとVTを両方買うのはあり?

VTIとVTは両方買う必要はありません。過去のリターンが高い米国株式(VTI)に投資すれば十分だからです。日本や新興国株の成長に期待するなら、VTを買えばいいと思います。

VOO・VTI・VTの違いは?

VOO・VTI・VTの違いを以下の4点で比較しました。
①構成国
②構成銘柄
③管理費用
④リターン

>>VOO・VTI・VTの違いを詳しく見る

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