「S&P500を積立したらどのくらいになるの?」
「S&P500の積立シミュレーションが知りたい!」
「S&P500をどこで積立すればいいの?」
このような悩みを解決します。
こんにちは。投資歴4年の投資家です。
S&P500の積立をして将来に備えています!
S&P500を積み立てたら、実際どれくらいの資産になるのか気になりますよね。
そこで今回の記事では、S&P500の積立をした結果を紹介します。
シュミレーションでは、新NISAのつみたて投資枠でS&P500の積立をするかどうかで、843万円の差が出るという驚きの結果も出ました。
S&P500に投資している筆者のリアルな運用成績も公開したので、実際にどれくらいのリターンが得られるかもチェックしてみてくださいね。
【金額別】S&P500の積立シミュレーション
今回は20年間積立をしたときの運用額の推移を、毎月の積立金額ごとに下記の5パターンでシミュレーションしました。
- 月5,000円
- 月1万円
- 月3万円
- 月5万円
- 月10万円
それぞれの積立額で利回り別にシミュレーションしました。
始める前の判断材料にしてください!
月5,000円投資したケース
積立年数 | 元本 | 年利3% | 年利5% | 年利7% |
---|---|---|---|---|
1年 | 6万円 | 6万円 | 6万円 | 6万円 |
5年 | 30万円 | 32万円 | 34万円 | 36万円 |
10年 | 60万円 | 70万円 | 78万円 | 87万円 |
15年 | 90万円 | 113万円 | 134万円 | 158万円 |
20年 | 120万円 | 164万円 | 206万円 | 260万円 |
月5,000円ずつ積立投資をした場合、20年後に160万円から260万円になると試算できました。年利7%で運用できれば、20年後には140万円もお金が増え、260万円になります。
20年間積み立てた元本が120万円だから、積立投資をすれば2倍以上の金額になって戻ってくるかもしれないんですね。
月5000円でも舐められませんね・・!
月1万円投資したケース
積立年数 | 元本 | 年利3% | 年利5% | 年利7% |
---|---|---|---|---|
1年 | 12万円 | 12万円 | 12万円 | 12万円 |
5年 | 60万円 | 65万円 | 68万円 | 72万円 |
10年 | 120万円 | 140万円 | 155万円 | 173万円 |
15年 | 180万円 | 227万円 | 267万円 | 317万円 |
20年 | 240万円 | 328万円 | 411万円 | 521万円 |
月1万円ずつ積立投資をしたら、だいたい300万円から500万円を20年後に準備できます。
ベストなケースで年利7%で運用できた場合、20年後には521万円になるので、元本240万円からプラス281万円です。
積立年数が増えるほど、資産のふえ方が加速しているね。
月1万円でも長く投資をやるのが大切だとわかります!
月3万円投資したケース
積立年数 | 元本 | 年利3% | 年利5% | 年利7% |
---|---|---|---|---|
1年 | 36万円 | 36万円 | 37万円 | 37万円 |
5年 | 180万円 | 194万円 | 204万円 | 215万円 |
10年 | 360万円 | 419万円 | 466万円 | 519万円 |
15年 | 540万円 | 681万円 | 802万円 | 951万円 |
20年 | 720万円 | 985万円 | 133万円 | 1563万円 |
月3万円ずつ積立投資をした場合は、20年後に985万円から1563万円になるとシミュレーションできました。
仮に年利3%でも、20年間投資すれば265万円もプラスになるとわかりました。
1000万円近くになるので、老後の資金のたすけになりますね。
月5万円投資したケース
積立年数 | 元本 | 年利3% | 年利5% | 年利7% |
---|---|---|---|---|
1年 | 60万円 | 61万円 | 61万円 | 62万円 |
5年 | 300万円 | 323万円 | 340万円 | 358万円 |
10年 | 600万円 | 699万円 | 776万円 | 865万円 |
15年 | 900万円 | 1135万円 | 1336万円 | 1585万円 |
20年 | 1200万円 | 1642万円 | 2055万円 | 2605万円 |
月5万円を積立投資に回すことができれば、年利3%でも15年後には総額が1100万円を超えます(元本は900万円)。年利7%だった場合には、2605万円になるとわかりました。
1600万円から2605万円あれば、十分老後の資金はまかなえますね。
もし夫婦2人で積み立てたら、豊かな老後も夢ではありません!
月10万円投資したケース
積立年数 | 元本 | 年利3% | 年利5% | 年利7% |
---|---|---|---|---|
1年 | 120万円 | 122万円 | 123万円 | 124万円 |
5年 | 600万円 | 646万円 | 680万円 | 716万円 |
10年 | 1200万円 | 1397万円 | 1553万円 | 1731万円 |
15年 | 1800万円 | 2270万円 | 2673万円 | 3170万円 |
20年 | 2400万円 | 3283万円 | 4110万円 | 5209万円 |
月10万円ずつ20年間積立投資をした場合には、3000万円から5000万円と大きな資産を築けます。利益額もかなりのモノになるとわかりました。
毎月コツコツ10万円を積み立てるだけで、準富裕層になってしまうかもしれないんですね!夢があります!
なお2024年からはじまる新NISAは月10万円(年間120万円)まで非課税での積立投資に対応しています。利益をまるごと手に入れるためにも、NISAを活用すると税金で損しません。
S&P500の積立を月3万円するだけで20年後には843万円の差
S&P500の積立を月3万円すると、20年後には843万円の利益が得られるのがわかりました。
毎月3万円ずつ、20年間貯金したら合計で720万円貯まりますが、それを貯金ではなくS&P500に積み立て、仮に年7%のリターンがあったら、合計額が1563万円になるんです。
毎月の積立金額 | 3万円 |
積立年数 | 20年 |
元本 | 720万円 |
年利7%で運用 | 1563万円 |
貯金だけとの差額 | 843万円 |
積立投資をするのとしないのとでは、大きな差が出るのですね。
【シミュレーション通り?】S&P500の積立運用成績
実際に私が積立しているeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の運用成績を紹介します。
約3年で120万円投資して、トータルリターンは+36万円強になりました。
上のトータルリターンを見るとわかりますが、2年くらいはほとんど増えていません。順調に伸びていない時期もあったんです。しかし直近1年で大きく伸びて、2年10カ月で+ 30.14%のリターンになりました。
すこしずつ増えて、トータルプラス30%超の成績には満足しています。
上がらなかった時に買っていた分が、しっかり利益を出してくれています。長期で続けていけば、少しずつ資産が増えていくのが積立投資の魅力ですね。
まとめ 積立投資は長期目線で
この記事では、S&P500の積立シミュレーションを解説しました。
ただ貯金するよりも、S&P500の積立をした方が資産を増やせることがわかったのではないでしょうか。
最後にここまでの内容をおさらいします。
- S&P500の月3万積立したら20年後には843万円増える計算になった
- S&P500の積立年数が増えるほど、資産のふえ方は加速する
- 積立投資は上がり下がりを繰り返しながらすこしずつ伸びていく
ちなみに今回紹介したのは、NISAの非課税枠を使ってS&P500を積立した場合のシミュレーションです。
私もNISAを使って、利益を守りながら効率的にS&P500を積立していきます。
ということで今回の記事は終わりです。
最後までご覧いただきありがとうございました。