「S&P500の買い方が知りたい!」
「S&P500のおすすめの投資信託・ETFは?」
「S&P500の買い時はいつなの?」
このような悩みを解決します。
S&P500は米国を代表する500社にまるごと投資できる魅力的な投資先です。
こんにちは。投資歴4年の投資家です。
米国株の成長を信じて、S&P500の投資信託を保有中です。
ただなかには「S&P500を買いたいけど買い方がわからない」というひとは意外に多いんですよね。
そこで今回の記事では、S&P500の買い方を解説します。
さらに記事後半では、S&P500の買い時を見極める方法も紹介します。あわせて知っておけば、ベストなタイミングを狙えるんです。
この記事を読めば、S&P500にどんな買い方がわかって、米国全体に投資する資産運用ができますよ。
S&P500とは
正式名称 | S&P500種指数 |
公表している会社 | S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社 |
構成銘柄数 | 約500銘柄 |
代表的な銘柄 | アップル、マイクロソフト、アマゾン、エヌビディア、テスラ 他 |
購入方法 | 投資信託、ETF |
S&P500とは、米国を代表する株価指数の1つです。
S&P500の数値はニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場されている株式のうち、代表的な約500銘柄の株価をもとに算出されます。
時価総額ベースで米国株式市場の約8割をカバーしているので、S&P500を見れば株式市場全体の動きがだいたいわかります。
日本でいう日経平均株価みたいなものね。
S&P500は指数なので、株のように直接買えません。
投資したい場合には、S&P500と同じ動きをする投資信託を買うことになります。
S&P500の買い方・購入方法
S&P500の買い方は下記の2つです。
- 投資信託
- ETF(上場投資信託)
代表銘柄とあわせて、それぞれ順に解説しますね。
投資信託
S&P500に連動している投資信託は、証券会社で口座開設をすれば購入できます。
代表的な銘柄 | 信託報酬 | 特徴 |
---|---|---|
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 0.09372% | 人気の投資信託(Fund of the Year 2022で第3位) |
SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド | 0.0938% | VOOに投資している投資信託 楽天証券では取り扱いがない |
数ある投資信託の中でも、上記の2つは特に人気の銘柄です。
「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」は、楽天証券では取り扱いがないので注意してね。
ETF(上場投資信託)
S&P500に連動しているETFは、米国株の証券口座を開設すれば購入できます。ETFは、株と同じようにリアルタイムで売買ができる投資信託です。
代表的な銘柄は以下の3つです。 VOOやIVVは経費率が0.03%と低く、投資信託よりもコストの面ですぐれています。
ティッカー | 運用会社 | 経費率 |
---|---|---|
VOO | Vanguard | 0.03% |
IVV | BlackRock | 0.03% |
SPY | State Street | 0.0945% |
とくにVOOはSBI証券で無料で買付できるくらい、メジャーなETFなのも魅力的です。
S&P500の投資信託とETFの違い
投資信託とETFのどっちを買えばいいの?違いは?
このように思うひと向けに、S&P500が買える投資信託とETFの違いを下の表にまとめました。
ETF | 投資信託 | |
---|---|---|
手数料 | 0.03%~0.09% | 0.09% |
ピンポイント投資 | ||
投資額 | 1株以上 | 100円以上 |
リアルタイム取引 |
ひとつずつ順番に解説しますね。
手数料
手数料は、投資信託よりもETFの方が若干安いです。
たとえば、投資信託の代表銘柄である「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」よりも、ETFのVOOの方が0.06%安いのがわかります。
銘柄 | 手数料 | |
---|---|---|
投資信託 | SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド | 0.09% |
ETF | VOO | 0.03% |
できる限り手数料を抑えたいひとは、ETFの方が良いんです。
投資額
投資信託の方が最低取引金額が安いです。
具体的にみると、投資信託は100円から購入金額を自由に設定できますが、ETFは1株単位と投資額の自由度が低いです。
最低投資金額 | |
---|---|
投資信託 | 100円から自由に設定可 |
ETF | 1株から |
しかもETFは1株あたり、6万円以上するので、まあまあ高いんですよね。
株価※1 | |
---|---|
VOO | 422.92USD(60,900円) |
IVV | 462.35USD(66,578円) |
SPY | 460.20USD(66,268円) |
※1:2023年12月8日時点の株価を1ドル=144円で計算 |
少額から気軽に投資したい人は、100円から買える投資信託の方がいいね。
リアルタイム取引
ETFはリアルタイムで取引できますが、投資信託はできません。
なぜなら、投資信託は最新の取引価格が前営業日時点の価格になるからです。
一方のETFは株式と同じで、取引時間内であればリアルタイムで価格を確認して取引できます。
売買タイミングを自分で決めて投資したい人はETFが向いているね。
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【S&P500の買い時判断】今買うべきか?
S&P500の買い時を判断する方法はいろいろありますが、個人的には「VIX指数」での買い時判断が間違いないかな、と思っています。
VIX指数とは?
VIX指数とは、恐怖指数とも呼ばれる投資家の心理状態や市場の温度感を数値化できる指標。
投資家心理が冷え込んだ時に数値が上がります。
理由は、VIX指数が上昇したタイミング=S&P500の株価が下がっている時なので、S&P500を購入する絶好のタイミングだからです。
実際、2009年〜2021年の間にVIX指数が25を超えたときにS&P500に投資した場合、1年後にS&P500が上昇している確率は100%だったとの調査結果もありました。
VIX指数が上がっているときにS&P500を買えば勝率が高そう!!
とはいえ、株価が下がるのを待っていたら上がり続けて、購入のタイミングを逃してしまい、機会損失をしてしまうかもしれません。
機会損失は避けたいですよね・・。
なので、私は一定額を積立投資しつつ、VIX指数を見ながら株価が下がったタイミングですこし大きく買うのがいいと思っています!
まとめ 買い方がわかったらあとは買うだけ
この記事では、S&P500の買い方を解説しました。
S&P500の購入方法には、投資信託とETFで買う方法があるとわかったのではないでしょうか。
この記事の内容をおさらいすると以下の通りです。
- S&P500は指数なので株のように売買はできない
- 同じ値動きをする投資信託やETFを買えばS&P500が買える
- S&P500連動のETFは投資信託にくらべてコストが安い
- 投資信託の方が購入金額が自由に設定できる(100円から)
- S&P500の買い時はVIX指数をみて見極めるのがおすすめ
投資信託とETFを購入するには証券会社の口座が必要なので、まだ持っていない人は口座開設から始めましょう。
買い時を逃さないように、早めに準備だけしておきましょうね。
ということで今回の記事は終わりです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。