【EDGARの使い方】米国株の決算書の探し方を分かりやすく解説

EDGAR（エドガー）は、SECに提出が義務付けられている決算書類等を管理するシステムです。 >>EDGARについて詳しく見る

EDGARを使えば、米国市場に上場する企業の決算資料を確認できますよ。 >>EDGARの使い方を詳しく見る

EDINETは日本の金融庁が管理するサイトです。EDGARをモデルに開発されています。 >>EDGARについてを詳しく見る

2024年10月1日

知りたい人

「EDGARてなに？」

「EDGARの使い方が知りたい！」

「米国株の決算や業績を調べたい！」

このような悩みを解決します。

アップルちゃん

こんにちは。投資歴4年の投資家です。
米国株投資では決算内容をこまめにチェックしています。

米国株の決算内容は「EDGAR」で確認できます。しかしサイトが英語なのでわかりづらいですよね。

そこで今回の記事では米国株投資歴4年の筆者が、EDGARを使った決算書の探し方を分かりやすく解説します。

さらに記事後半では、EDGARよりも簡単に決算結果がチェックできるツールも紹介するので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

企業の業績をチェックすれば、好業績で株価が上がる企業が見つけられますよ。

この記事を読んでわかること

EDGARとは

EDGARとは	Electronic Data-Gathering,Analysis,and Retrieval systemの略。企業がSECに提出した決算データを管理するシステム。
運営・管理	SEC（米国証券取引委員会）
保管データ	決算データ年次報告書
対応企業	米国市場に上場する企業
利用可能者	誰でも無料で閲覧・使用可能
目的	投資者保護、株主保護

EDGAR（エドガー）は、SECに提出が義務付けられている決算書類等を管理するシステムです。

米国市場に上場する企業の決算資料を誰でも自由に確認できる画期的なデータベースになります。

アップルちゃん

日本の金融庁が管理するEDINETのモデルになったサイトでもあるんだ！

さすが先進国アメリカ、という感じだね。

EDGARを使った米国株の決算書を調べる方法を解説します。

アップルちゃん

図解を使って1つずつ解説していくので、順番に操作してみてください。

まずはEDGARにアクセスしたら、調べたい企業名もしくはティッカーシンボルを入力します。

検索結果のなかから「企業名 Filings on EDGAR」を選択します。

「10-K and 10-Q」をクリックすると項目が出るので「View all 10-Ks and 10-Qs」をクリックしてください。

すると画面上に10-Kと10-Qの項目が出ます。調べたい決算期間の「Filing」をクリックします。

10-K	年次業績報告書
10-Q	4半期業績報告書

さらに「Interactive Date」をクリック。

「Financial Statements」を選択すると、下に各財務諸表が表示されるので調べたいものを選択します。

アップルちゃん

選択後、データが確認できますよ。

どの項目がどの書類に対応しているかは少しわかりにくいので、以下表を参考にしてみてくださいね。

用語	意味
BS	Consolidated Balance Sheets
PL	Consolidated Statements Of Operations
CF	Consolidated Statements of Cash Flows

アップルちゃん

EDGARで使われる用語を以下表でまとめたので、検索時はご参考に。

用語	意味
10-K	年次業績報告書
10-Q	4半期業績報告書
BS	貸借対照表（企業の財政状態をまとめたもの）
PL	損益計算書（利益と損失をまとめたもの）
CF	キャッシュフロー計算書（動いた資金の流れをまとめたもの）