「機関投資家の保有銘柄の調べ方は?」
「大口の機関投資家の動向が知りたい!」
「大口の機関投資家が買う銘柄の特徴は?」
このような悩みを解決します。
こんにちは。投資歴4年の投資家です。
機関投資家の保有銘柄をみながら、投資する銘柄を見極めています。
機関投資家がどのような銘柄を購入しているのか気になりますよね。実は投資のヒントになるんですよ。
そこでこの記事では、機関投資家の保有銘柄の調べ方を解説します。
この記事を読めば、機関投資家の保有銘柄からヒントが得られ、長期的に利益を取りこぼしませんよ。
- 機関投資家の保有銘柄の調べ方
- 機関投資家が買う銘柄の条件3つ
- 【見極め方】機関投資家が買うタイミング
- 個人が機関投資家に焼かれない秘訣
【米国株対応】機関投資家の保有銘柄の調べ方
機関投資家の保有株銘柄は「moomooアプリ」で調べられます。
moomooアプリで保有銘柄の調べ方を紹介するよ。
今回はバフェット氏で有名なバークシャーハサウェイの保有銘柄をチェックしよう!
まず「マーケット」から調べたい「機関投資家(バークシャーハサウェイ)」を選択します。
すると、以下のようにバークシャーハサウェイの保有銘柄を、ウェイトが重い順にチェックできますよ。
バークシャーは、アップル株だけで全体の37%を占めてるのがわかるんだ!
銘柄 | 保有比率 | |
---|---|---|
1位 | アップル | 37.64% |
2位 | バンク・オブ・アメリカ | 10.79% |
3位 | シェブロン | 9.66% |
保有比率の調べ方
各銘柄の保有比率もチェックできます。
売買をしながら保有比率を増やしている銘柄があれば「熱い銘柄なのかな?」と投資のヒントが得られるんだ!
保有銘柄のセクター比率
保有銘柄のセクター比率もチェックできます。
セクターの比率からも、機関投資家が注目しているセクターのヒントが得られますよ。
バークシャーはアップルの保有比率が高いので、コンピュータのセクターが37.64%も占めているね。
【必須】大口の機関投資家が買う銘柄の3つの条件
機関投資家の買う銘柄の3つの条件は下記のとおりです。
- 発行済み株式数が多い
- 時価総額が100億円以上
- 良い決算を出している
それぞれ詳しく解説していくよ。
発行済株式数が多い
機関投資家は発行株式数の多い銘柄を好みます。
なぜなら機関投資家は発行株式数の5%以上を保有すると届出をしないといけないルールがあるからです。
具体的には、以下のとおり届出が義務付けられています。いわゆる5%ルールですね。
保有割合 | 提出期限 | 提出先 | |
---|---|---|---|
日本株 | 5%以上 | 5日以内 | 内閣総理大臣 |
米国株 | SEC |
届出を出すと取引がおおやけになるので、機関投資家は届出を避けるので、発行済株式数が多い銘柄を選ぶのです。
時価総額が100億円以上
機関投資家は、時価総額が100億円以上の銘柄に投資をします。
大きな時価総額を持つ企業は、取引量も大きく、取引が安定しているからです。
時価総額が小さい企業の株は機関投資家の売り圧に耐えられないので、機関投資家は利確しタイミングで利確できなくなってしまいます。
安定した取引をするために時価総額が大きい、100億円以上の銘柄を選ぶんだね。
※ちなみに100億円は絶対的な基準ではありません。あくまでも目安程度に捉えてくださいね。
良い決算を出している
良い決算を出していることも、機関投資家が積極的に買う銘柄の特徴です。
その理由は、良い決算を出している会社は業績が伸びており、機関投資家が購入理由を出資者に説明しやすいからです。
実際、良い決算を出したタイミングで買われ始める銘柄も多いんだ。
逆に決算が悪ければ、株が売却されるので注意が必要だよ。
大口の機関投資家の買うタイミングの見極め方
機関投資家が株を買うタイミングで上昇トレンドに転換する銘柄も多いので、購入タイミングを知っておくのはとても重要です。
ここでは機関投資家の買うタイミングを解説します。
- 大きな出来高を伴った株価の上昇
- 良い決算を出したタイミング
詳しく説明しますね。
大きな出来高を伴った株価の上昇
大きな出来高を伴った株価の上昇は、機関投資家がエントリーした可能性が高いです。
なぜなら、大口の機関投資家が株を買った場合、通常の取引とは明らかに規模が異なるからです。
資金力 | 出来高 | |
---|---|---|
個人投資家 | 小 | 少 |
機関投資家 | 大 | 多 |
機関投資家の動きは出来高を見れば一目瞭然だよ。
実際「moomooアプリ」でAmazonの出来高を見てみよう!
Amazonの普段の取引量は7,500万株前後でした。しかし一時的に、15,000万株と通常の倍以上の出来高を伴っているのがわかります。
出来高の大幅な増加から「大口の投資家が入ってきたかな?」と考えるきっかけになるんだ。
良い決算を出したタイミング
機関投資家は良い決算を出したタイミングで株を買い始めます。
4半期の決算は、企業の業績を元に良い企業か否かの判断をするためです。
良い決算後に機関投資家がエントリーしたら、出来高を伴った株価の上昇がみられるので、上昇トレンドが始まりやすいです。
その後も株価が上がっていく可能性もあるよ。
監視銘柄の決算はチェックするようにしましょう。
【クズ手法に注意】個人が機関投資家に焼かれない秘訣
個人投資家が機関投資家に焼かれないためには、機関投資家の動きに素直に従うのが大切です。
なぜなら個人の資金力では、マーケットの方向性を決められる機関投資家には到底太刀打ちできないからです。
たとえば個人がいくら株を買っても、機関が何倍もの資金で売り浴びせしたら、ひとたまりもありません。
機関投資家の気配を見ながら、逆張りせずに流れを見て株を売買すれば、大損せずに済みますよ。
機関投資家の動きを見ながら投資すれば、機関投資家に焼かれずに済むんだ。
まとめ 機関投資家の保有銘柄からヒントを得よう
今回の記事では、機関投資家の保有銘柄の調べ方を解説しました。
機関投資家が買う銘柄の特徴や買うタイミングが分かったのではないでしょうか。
最後にここまでの内容をまとめます。
- 機関投資家の保有銘柄は「moomooアプリ」で調べられる
- 機関投資家は一定のルールに基づき株を買っている
- 機関投資家のエントリータイミングは出来高、決算に注目
- 個人が焼かれないためには機関の動きを見るのが大切
機関投資家の購入銘柄を見て、利益を取りこぼさないようにしましょう。
今回の記事はここまでです。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。