このページでは株のえらび方・さがし方を解説します。
せっかく投資をするなら、NISAだけでなく、自分で投資先をさがしてリターンを出したいですよね。このページでは投資先を選定するうえでのポイントやツールの活用法もまとめました。
「株の選びかたが知りたい!」というひとはぜひ参考にチェックしてみてくださいね。
買う株のえらび方・さがし方
株のえらび方・さがし方は以下のとおりです。
- 身近なものを作っている企業を見てみる
- いい業績の会社を探してみる
- 配当金が多くもらえる株を探す
- 有名な投資家の保有株から株を探してみる
- テーマ株(流行りの株)を探してみる
- プロの投資家が書くメルマガから株を探す
- 投資ツールを使って株を探す
身近なものからヒントが得られることもありますよ。
順に見ていきましょう。
身近なものを作っている企業を見てみる
まずは身近なモノやサービスを提供している会社から投資する株を探して見るのもいい方法です。日々使うモノやサービスなら、品質や知名度、流行っているかなどがだいたいわかりますからね。
たとえばAppleやAmazonなど、私たちが日頃からお世話になっている企業に着目するのもありです。ほかにも車やお薬など、普段あなたが使っているモノにフォーカスして投資先を選んでみるのもいいと思います。
「この商品どこが作ってるんだろう?」からチャンスになったりもするわ。案外ヒントは身近にありますよ!
いい業績の会社を探してみる
業績のいい株から見つけるという考え方もありです。特に売上&純利益が右肩上がりで増えている企業は、良いビジネスモデルで安定した成長が期待できるからです。業績が安定成長している企業のなかには、株価も上がっていて、配当も増やしている企業もあります。
仮にエヌビディアのように業績が右肩上がりの株に投資していたら、大きな利益を出すこともできました。
出典:moomoo証券
反対に業績の悪い企業には注意だよ。
株価が下がりやすく損しやすいからね。
配当金が多くもらえる株を探す
配当金が欲しいなら、配当金を多く出している株を買うという考え方もありです。いわゆる高配当投資ですね。配当をメインにした投資は、株を持っているだけでちゃりんちゃりんとお金が入ってくる魅力があるので、人気の投資法の1つです。
私も配当が欲しくて株をはじめた一人・・!
配当がたくさんもらえる株にも投資しています。
特に毎年配当を増やす連続増配企業は、配当が欲しいひとにおすすめできます。具体的な銘柄でいえば、コカ・コーラやP&Gなど。コロナショックやリーマンショックにも負けず配当を増やし続けています。
ですが高配当株の選び方には注意点もあります。買ってはいけない高配当株もあるんです。そのあたりの注意点はこちらの記事「【危険】買ってはいけない高配当株の特徴4つ」で解説しているので投資するまえにぜひチェックしてみてくださいね。
有名な投資家の保有株から株を探してみる
バフェットやレイダリオといった有名な投資家の保有銘柄を参考にして、投資する株を選ぶのもありです。有名な投資家は、業績や成長性・環境などを徹底的に分析したうえで投資判断しているからです。てきとうな銘柄に投資しているところはありません。
特に投資の神様バフェットがたくさん投資している株は、バフェットが期待している優良銘柄(バフェット銘柄)として多くの投資家が注目しています。新しく買い始めた株があれば、最近見つけた期待株として私たちの投資の参考になるのです。
出典:moomoo証券
投資するかどうかに関わらず、バフェットやレイダリオの投資先は参考になります。
調べ方はこちらの記事「バフェットのポートフォリオの調べ方」で詳しく解説しているので、気になる人はチェックしてみてくださいね。
テーマ株(流行りの株)を探してみる
流行りのテーマ株から投資する株を探してみるのもひとつの手です。トレンドにのって高いリターンが得られるチャンスがあるからです。
たとえば2023年~2024年にかけてはChatgptをはじめとする生成AI関連の銘柄が盛り上がりました。
テーマの初期であれば十分にこれから上がる株を狙えるので、出遅れ株やこれから上がりそうな株を仕込むという投資方法もありなのです。なおテーマ株は大きく株価が上がる可能性がある一方で、大きく下がることもあります。余裕資金の範囲内で投資するなど、リスクにも備えるようにしましょう。
(下記はChatgptで盛り上がった生成AI関連の銘柄「エヌビディア」の株価チャート)
出典:moomoo証券
テーマ株の情報は専用の投資アプリで得られます。気になる人はチェックしてみてくださいね。
出典:moomoo証券
プロの投資家が書くメルマガから株を探す
プロの投資家の分析やおすすめ銘柄が知りたいなら、無料のメルマガを活用するのもひとつの手段です。投資家のメルマガを読めば、日本人があまり知らない優良銘柄や市場の見方がわかるからです。
個人的にはゴールドラッシュ時に儲けたのは、金を掘った人ではなく、金を掘る人にツルハシ(ほりおこす道具)やジーンズを売ったひとだったという逸話が印象に残っています。「そんなツルハシのようなビジネスを探しましょう」とのメッセージが込められていました。
もちろん気になった銘柄を分析する必要はありますが、ゼロから自分で調べる手間はありません。情報源として参考にするのは、新しい切り口を知る意味でもよいと思います。
投資ツールを使って株を探す
あなたがある程度の投資の知識があるなら、投資ツールを使ってスクリーニングする方法も有効です。あなた自身で検索条件を絞り込みながら銘柄を探せば、まだ見つかっていない成長株を発掘できるかもしれないからです!
私は株価が伸びそうな銘柄を探すことが多いので、EPS成長率やROEなどでスクリーニングをかけます。条件はあなたの投資の好みにあわせてカスタマイズしてみてくださいね。
出典:moomoo証券
まとめ 買う株が見つかったらあとは買うだけ
今回の記事では、いろいろな投資株の見つけ方を紹介しました。とはいえ実は株の選び方はまだまだたくさんあり、ここでは紹介しきれていません。正直最初はどの株を買うか迷うと思いますが、迷うのはみんな同じです。まずは好きな株やよく知ってる企業の株を買ってみるのがいいと思います。
買いたい株が見つかったら、あとは証券口座を開設して株を買うだけ!
まずは「大儲けしよう!」ではなく、小さくはじめるようにしてくださいね。